2023/01/05
新年のご挨拶(社会福祉法人おおぞら会 理事長 西原雄次郎)
新しい年を迎えることが出来ましたことを心から感謝申し上げます。
社会福祉法人おおぞら会 理事長 西原雄次郎
コロナ禍が続く中、3 度目のお正月を迎えました。何ということでしょうか。新しいウイルスとの戦いで3 年もの時間が経過するとは、恥ずかしながら思いもよりませんでした。人間の力の小ささを痛感させられますし、自然の力の「しぶとさ」も痛感させられます。私たちは、自然の大きなサイクルの一部に組み込まれた小さな存在であることを、今さらのように痛感させられています。
さて、当おおぞら会は1997 年11 月に社会福祉法人として認可を受け、最初の事業所として1998 年4 月に「アクティビティセンターはばたけ」が事業を開始し、今年は25 年を経過するという区切りの年でもあります。この間、当法人の諸事業を、利用して下さっている皆さま、ご家族の皆さま、応援し、支援して下さっている皆さま、何らかの関わりを持って下さっている皆さま、働いて下さっている皆さま、そして関心を寄せて下さっている皆々さま、本当にありがとうございます。皆々様の利用、働き、応援、関心等々があって、何とか4分の1世紀を乗り越えてまいりましたヘ(^o^)/。
私たちは今、「おおぞら会らしさ」を維持しつつ、利用して下さる皆さんにとって利用しがいのある事業所として、また働く皆さんにとっても働きがいのある事業所として、地域の皆さんから見ても「頑張っているな!」と思ってもらえる事業所として、どの様に法人経営を安定させ持続させていくか、四苦八苦しております。
四苦八苦しつつも、5 年後、10 年後、そしてさらにその先へ、皆で知恵を出し合い協力し合って、少しずつでも前に進みたいと頑張っています。
何とぞ今年も、そしてこれからも多くの皆さまからのお力添えを賜りますよう、切にお願い申しあげます。
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付記 私たちの事業は、平和な社会が存在することが大前提の事業です。心身に障害のある
方々、認知症の高齢の方々、そしてそのご家族の皆さんが、平穏な暮らしを持続できることを切望しています。国家間の紛争の解決には、時間はかかっても、話し合いと妥協・譲り合いを辛抱強く続ける以外に道はないように思えます。21 世紀のこの時代に、まだ武力によって相手をねじ伏せて物事を「解決」しようとする蛮行が横行することは残念でなりません。今、人間の知恵が試されていると思えます。紛争地での要支援の皆さまのことを思うと胸が詰まります。コロナの収束と共に、「侵略戦争」の終焉を日々願いつつ、新年のこの時を過ごしたいと思います。
2023(令和5)年 お正月
2023年01月